お知らせ​

2020/03/24

RELEASE

プレスリリース|(関西版)新型コロナウイルス対策前後の街をKDDI Location Analyzerで読み解く

報道関係者様 お客様各位

 

新型コロナウイルス対策による街の人出の影響調査【Vol.2】
平日の梅田・本町・難波の滞在人口の変化を、GPSデータで分析

政府の自粛要請後に若い年代が増加したエリアも
ビジネス拠点「本町」は、20代約4割増、シニアも2割減にとどまる
全エリアで、年代が上がるごとに減少が強まる傾向



 商圏分析・エリアマーケティングGIS(地図情報システム)の開発・販売・運用支援を行う技研商事インターナショナル株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:小嶌 智海)は、KDDI株式会社と共同開発した地図情報システム「KDDI Location Analyzer」を用い、新型コロナウイルス対策前後の街の人出調査Vol.2として、日本政府より時差出勤やテレワーク等の要請があった翌日の2020年2月26日から3月12日まで(約半月)の大阪府3エリア(梅田、本町、難波)の平日の滞在人口(20代以上、訪日外国人は含まず)の変化を調査分析しました。

調査リリースVol.1(東京編)はこちら▶https://www.giken.co.jp/information/kla_200313/


分析概要および結果


スマートフォンのGPS位置情報ビッグデータ※1を分析できる地図情報システムKDDI Location Analyzerを用い、大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)の梅田駅、本町駅、なんば駅を起点とする半径500mの各エリアの滞在人口※2を、性別、世代別・時間帯別に分析しました。期間は政府より「新型コロナウイルス感染症対策基本方針」の一環として「時差出勤」や「テレワーク」の要請があった翌日の2020年2月26日より3月12日の約半月の間とし、時差出勤やテレワーク、在宅勤務の進み具合を見るため平日のみを設定。比較対象として、2019年の同期間を設定し、街の滞在人口が昨年対比でどう変化したかを調査しました。

 ・集計方法       :全人口推計値
 ・データ収集期間 :2020年2月26日~3月12日の平日、比較対象として2019年の同期間にてデータを収集
 ・時間帯     :5時~28時台(24時間)
 ・分析地     :梅田駅、本町駅、なんば駅それぞれを中心とした半径500m圏 
 ・滞在人口の条件     :指定エリアに15分以上滞在した20代以上の人のGPS位置情報データを1日平均で計測し前年データと比較

※1推定居住地は、施設への来訪者のGPS位置情報データを元に、夜間長期間滞在している場所と定義します。なお、取得するGPS位置情報データは、 KDDIがauスマートフォンユーザー同意のもとで取得し、誰の情報であるかわからない形式に加工した位置情報データを指します。※2取得するGPS位置情報データ(正解データ)および人口等の統計データをもとに、分析地における滞在人口の推計を算出しています。

  【分析結果概要

    •   20代、30代の滞在人口は、増加が見えるエリアもあり、減っているエリアでも5~10%程度の減少。
      一方で、シニア(60代以上)の減少率は全エリアとも年代間で一番高い。 

    •   よりビジネスに特化したエリア「本町」では、他の2エリアと比べ減少率が低い傾向。
      滞在人口の昨年対比は、梅田、難波で約20%減も、本町は5%減にとどまる。

    •   性別で見ると、男性より女性の方が減少率が高い傾向にあるが、ビジネス街「本町」は差がない結果に。

(各エリアの性別、年代別滞在人口の昨年対比率)


分析結果詳細




KDDI Location Analyzer とは


KDDI Location Analyzerは、GPS位置情報ビッグデータ (※) および属性 (性別・年齢層等) 情報を搭載したクラウド型GIS(地図情報システム)です。当社とKDDI株式会社との協業によって生まれ、2019年6月より提供開始しています。

街に来訪する人の動きを、高い鮮度で細かく把握できるため、より踏み込んだ分析が可能。エリアマーケティングで最も活用される500mメッシュ単位よりさらに小地域な125mメッシュ単位でミクロな分析を行うことができます。

※位置情報ビッグデータとは、KDDIがauスマートフォンユーザー同意のもとで取得し、誰の情報であるかわからない形式に加工した位置情報データおよび属性情報 (性別・年齢層等)を指します。

【主要分析機能】※2020年3月時点
➀滞在人口分析
店舗等、任意の施設やエリア周辺の滞在人口を平日/休日、時間帯別/性・年代別に集計。滞在人口の分布を125mメッシュ単位で可視化。
③主要動線分析
店舗や施設周辺エリア内で、人の流れ(動線)を、道路ごとに方向/性・年代別に絞り込んで地図上に可視化。
②通行人口分析
エリア内の交通量を平日/休日、時間帯別、性・年代別、交通手段(自動車、徒歩)別に道路ごとに集計。道路単位で交通量を可視化。
④来訪者属性分析
店舗等、任意の施設やエリアをジオフェンスとして登録し、期間、時間帯、来訪日数、滞在時間などを設定。来訪者の推移、ボリューム、特性を把握。

無料トライアルキャンペーン実施中


KDDI Location Analyzerのトライアル版を、2週間無償でお試しいただけるキャンペーンを実施中です。

▶詳細はこちら 
 https://www.giken.co.jp/areamarketing/kla_trial1911/

▶サービスサイトは
こちら 
 https://www.giken.co.jp/service/kla/


KDDI Location Analyzer 過去のプレスリリースや自主調査発表


20199月 「主要動線分析機能」発表(プレスリリース) 
 https://www.giken.co.jp/information/kla_190904/

201910 「来訪者居住地分析」発表(プレスリリース)  
 https://www.giken.co.jp/information/kla_191011/

201911月 「花火大会の混雑状況分析」(自主調査発表)
 https://www.giken.co.jp/column/201911/

201912月 「GPS位置情報を使ったOD調査」(自主調査発表) 
 https://www.giken.co.jp/column/201912/

20201月 「投資情報としてのGPS位置情報データ」(自主調査発表) 
 https://www.giken.co.jp/column/202001/

20201月 「来訪者居住地分析機能」がバージョンアップ(プレスリリース) 
 https://www.giken.co.jp/information/kla_200121/

20203月 新型コロナウイルス対策前後のビジネス街をKDDI Location Analyzerで読み解く(プレスリリース) 
 https://www.giken.co.jp/information/kla_200313/

 

会社概要


 会社名:技研商事インターナショナル株式会社
 代表者:代表取締役 小嶌智海
 所在地:愛知県名古屋市東区主税町2-30 GSIビル
 設立 :1976年1月
 資本金:231,125,000円
 事業 :・エリアマーケティングGIS(地図情報システム)の開発、販売、サポート
               ・センサス/市場データ及び各種業界向けデータベースの開発、販売
               ・マーケティング分析プラットフォームによる情報提供・共有・連携サービス
               ・中国市場のマーケティング指標及び商圏分析レポートの提供・連携サービス
 URL : https://www.giken.co.jp/

プレスリリースダウンロードはこちら

 


<本件に関するお問い合わせ先>
技研商事インターナショナル株式会社 東京支店  担当:マーケティング部 市川(いちかわ)
東京都新宿区新宿2-1-12 PMO新宿御苑前 7F
TEL:03-5362-3955 FAX:03-5362-3966
お問い合わせフォームhttps://www.giken.co.jp/contact/

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