お知らせ
2020/07/31
RELEASEプレスリリース |7月4連休の関東と地方の観光地の人出を、KDDI Location Analyzerで分析
報道関係者様 お客様各位
7月4連休の関東近郊と地方の観光地の人出を、GWと比較分析
岩手の名勝『平泉・中尊寺エリア』
20代の人出は3.4倍、全体の25%は関東から来訪
『箱根エリア』も若い世代の人出が4~5倍に、県外来訪率は倍増
商圏分析・エリアマーケティングGIS(地図情報システム)の開発・販売・運用支援を行う技研商事インターナショナル株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:小嶌 智海、以下「当社」)は、KDDI株式会社と共同開発した地図情報システム「KDDI Location Analyzer」を用い、政府のGo To トラベルキャンペーン開始後初の連休と、緊急事態宣言下にあったゴールデンウィーク(以下、GW)で、地方の観光地として岩手県『平泉・中尊寺エリア』と、関東近郊の観光地として神奈川県『箱根エリア』の人出(20代以上)がどう変化したかを調査分析しましたので以下に発表します。
■調査概要および分析結果
スマートフォンのGPS位置情報ビッグデータ※1を分析できるKDDI Location Analyzerを用い、地方の観光地として岩手県『平泉・中尊寺エリア』と、関東近郊の観光地として神奈川県『箱根エリア』の通行人口※2を、時系列、世代別に分析。また、各エリアへの来訪者居住地の分布※2を調査しました。
・コロナ禍全体(3/1-7/26)の日別推移
・Go To トラベルキャンペーン開始後初の4連休(7/23-7/26)と、緊急事態宣言下にあった今年GW(4/29-5/6)の通行人口比較
・7月4連休(7/23-26)において、どのエリアから何人来訪したかを可視化した来訪者居住地分布
・集計方法 :全人口推計値 |
| 分析結果概要 ※割合はすべて今年のGWと7月4連休の人出の対比です。
【両エリア共通の傾向】 |
【平泉・中尊寺エリアの傾向】 |
【箱根エリアの傾向】 |
※1 GPS位置情報ビッグデータとは、KDDIがauスマートフォンユーザー同意のもとで取得し、誰の情報であるかわからない形式に加工した位置情報データおよび属性情報 (性別・年齢層)を指します。 ※2 取得するGPS位置情報データ(正解データ)および人口等の統計データをもとに、分析地における通行人口や来訪者居住地の推計を算出しています。
■『平泉・中尊寺エリア』の分析詳細
|通行人口の日別推移
(7月4連休の通行人口)
(GWの通行人口)
(期間中の年代別 通行人口 )※1日平均
❙ 7月4連休(7/23-26)の来訪者の居住地分析
GWはほぼ岩手県内および近隣県からの来訪ですが、7月4連休ではより広域からの来訪が増え、関東地方からの来訪も大幅に増加していることが分かります。
(来訪者の居住地分布)※北海道を除く東日本の拡大図
KDDI Location Analyzerで収集した来訪者居住地データを、当社のGIS(地図情報システム)MarketAnalyzer™を活用し、広域地図で可視化しました。
※来訪者居住地は、取得したGPS位置情報データの直近1ヵ月の夜間(22~29時)の最頻滞在地を推定居住地とし集計したものと定義します。上記の表は、指定エリアで計測されたGPS位置情報データの推定居住地を、東北地方(青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県)と、関東地方(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)で抜粋し集計したものを表します。
■『箱根エリア』の分析詳細とは
|通行人口の日別推移
(7月4連休の通行人口)
(GWの通行人口)
(期間中の年代別 通行人口 )※1日平均
| 7月4連休(7/23-26)の来訪者の居住地分析
箱根エリアへの来訪は、7月4連休中もGW中も、全体の90%以上は関東地方が占めるものの、県外からの来訪率はGW中と比べ7月4連休は倍増しています。
※上記の表は、北海道、東北地方(青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県)、関東地方(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)、中部地方(新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県)、近畿地方(三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県)、中国地方(鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県)、四国地方、九州地方(沖縄含む)で抜粋し集計したものを表します。
(来訪者の居住地分布)※関東を中心とした拡大図
KDDI Location Analyzerで収集した来訪者居住地データを、当社のGIS(地図情報システム)MarketAnalyzer™を活用し、広域地図で可視化しました。
■KDDI Location Analyzerとは
KDDI Location Analyzerは、GPS位置情報ビッグデータ (※) および属性 (性別・年齢層等) 情報を搭載したクラウド型GIS(地図情報システム)です。当社とKDDI株式会社との協業によって生まれ、2019年6月より提供開始しています。
店舗や施設、特定エリアの来訪者数や時間帯・平休日別傾向、来訪者属性などを分析することができます。多店舗展開のチェーン企業や消費財メーカー、商業開発のデベロッパーの商圏分析ツールとして導入が進んでいます。
※位置情報ビッグデータとは、KDDIがauスマートフォンユーザー同意のもとで取得し、誰の情報であるかわからない形式に加工した位置情報データおよび属性情報 (性別・年齢層等)を指します。
■無料トライアル受付中
KDDI Location Analyzerのトライアル版を、2週間無償でお試しいただけます。
メディアの方もお気軽にお問い合わせください。
▶https://www.giken.co.jp/service/kla/trial/
■会社概要
会社名:技研商事インターナショナル株式会社
代表者:代表取締役 小嶌智海
所在地:愛知県名古屋市東区主税町2-30 GSIビル
設立 :1976年1月
資本金:231,125,000円
事業 :・エリアマーケティングGIS(地図情報システム)の開発、販売、サポート
・センサス/市場データ及び各種業界向けデータベースの開発、販売
・マーケティング分析プラットフォームによる情報提供・共有・連携サービス
・中国市場のマーケティング指標及び商圏分析レポートの提供・連携サービス
URL : https://www.giken.co.jp/
<本件に関するお問い合わせ先>
技研商事インターナショナル株式会社 東京支店 担当:マーケティング部 市川(いちかわ)
東京都新宿区新宿2-1-12 PMO新宿御苑前 7F
お問い合わせフォームhttps://www.giken.co.jp/contact/