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商圏分析 用語集
デシル分析とは、顧客を購入金額の高い順に10等分して、各ランク(デシル1~10)の購入比率や売上高構成比を算出する分析方法のことです。自社商品の購買という貢献度の高低により、優良顧客層を知りオファーを変えることができます。
デシルの語源はラテン語で、「10分の1」という意味があり、この分析の由来となっています。
【顧客数が1000人の場合】
①顧客を購入金額が多い順に並び替える。
②上位から100人ずつのグループに分ける。
③各グループの購入金額合計を算出する。
④累計を見る。
下図をご覧ください。この場合、顧客全体の1000人のうち、400人で売上の78%を占めることがわかります。
【顧客を購買金額で10等分】
ただし、デシル分析の場合、分析対象期間内にたまたま1回だけ大きな買物をした顧客も上位グループに出現することがありますのでご注意下さい。