導入事例レポート
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株式会社モスフードサービス様
- 本社所在地
- 〒141-6004 東京都品川区大崎2-1-1 ThinkPark Tower 4F
- 事業概要
- フランチャイズチェーンによるハンバーガー専門店 「モスバーガー」の全国展開、その他飲食事業など
- 公式サイト
- http://www.mos.co.jp/
大量にやってくる物件情報を精査する際、これまでの経験と勘だけではなく、データに基づいた分析ができるようになりました。MarketAnalyzer™は今や欠かせないツールとなっています。
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立地開発において、
経験と勘を裏付けるデータによる分析
立地開発部はモスバーガーの出店用地を確保して、オープンさせるまでの一連の流れを担っています。現状の業務ではこのシステムがないと既存店の集客範囲や商圏もわからないし、業務の手間も非常に増えるので困るでしょうね(笑) モスバーガーチェーンとして、きちんとフランチャイズオーナー様にデータに基づいて説明したり、行動したりしないと、なにかあった時にオーナー様やチェーンを守れないと思いますよ。いい加減な勘だけでやるわけにはいかないですからね。
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来店客調査データを利用した商圏分析
物件の情報は毎週数百件単位で寄せられますが、「この物件は良さそうだ。」と思ったら、近隣の既存店の来店客調査データから計算した世帯占拠率を地図上に表現し、既存店の商圏を犯さないかどうか調べます。
来店客調査データは来店手段(車か歩きか?など)や 来店動機(自宅から近い、職場が近いなど)をよく見ます。同時に昼間人口や夜間人口をはじめとする各種統計データの数値を見て、さらに調査を進めるかどうかを判断するのに役立っています。
逆に現地を見て「良さそうだ」と思った場合、それをデータで裏付けるためにMarketAnalyzer™を利用するというパターンもありますね。
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フランチャイズオーナー様への説明や
資料作成にも威力を発揮
フランチャイズ店舗が多いので、オーナー様に適切な情報提供やアドバイスをするためにも自分自身が納得した物件じゃないと説明できません。
社内検討用の立地調査報告書も 昔は役所からの情報などを切り張りして手作業で作っていましたが、今はほぼ自動で作成できるので業務も非常に効率的になって助かっています。
モスバーガーのオープン後は営業部隊が運営のお手伝いを行いますが、その際にも来店客情報をPC上でオーナー様に見せながら 「このエリアからはよく来店していますが、このエリアは薄いですよ、だから販促としてこのエリアにチラシ配布やポスティングなどしてはどうでしょうか?」といったアドバイスをさせていただくのにも活用しています。
現状の課題
もっと活用できる用途がありそうですが、まだまだ使いこなせていない気がします。定期的に開催している無料講習会もすぐに満員になってしまって なかなか参加できていないのが悩みでしょうかね。
GIS(地図情報システム)「MarketAnalyzer™ シリーズ」
全てのラインナップのベースとなるエリアマーケティングGISのスタンダードモデル。ハフモデル分析を標準搭載。